サッカー観戦をしていると、時々耳にする「ゴラッソ!」という言葉。実は私も最初は「なんだかちょっとうざいな…」と感じていた一人です。でも、この言葉の本当の意味や使われ方を知ると、意外と面白い発見がありました!
今回は、このサッカー用語「ゴラッソ」について、みなさんと一緒に深掘りしていきましょう。
ゴラッソは何語なの?語源と意味
「ゴラッソ」は、スペイン語の「golazo」が由来になっています。「gol(ゴール)」に「azo(大きい・素晴らしい)」という接尾辞がついた言葉なんです。
直訳すると「大きなゴール」という意味になりますが、実際には「素晴らしいゴール」や「驚異的なシュート」といったニュアンスで使われています。
面白いことに、この言葉が日本で広く使われ始めたのは、2000年代後半からと言われています。
Jリーグの国際化や、スペインリーグの放送が増えたことで、自然と日本のサッカーファンの間にも浸透していったようです。
「ゴラッソ」はいつ使うの?使い方を間違えるとうざいし気持ち悪い?
ゴラッソの使い方で特に気をつけたいのが、「使うタイミング」です。
たとえば、こんな使い方はNG!
・普通のゴールなのに「ゴラッソ!」と叫ぶ
・相手チームのファンの前で大声で連呼する
・SNSで何でもかんでも「ゴラッソ」をつける
たまにSNSなどで、「ゴラッソ使う人うざい」「使い過ぎて気持ち悪い」なんてことも言われてたりしますが、こうしてなんでもかんでも使ってしまうと良くないかもしれません。
では、どんな時に使うのが正解なのでしょうか?
以下のような場面では、使って問題ありません:
・ミドルシュートが決まった時
・素晴らしいボレーシュートが決まった時
・予想外の角度からのシュートが決まった時
・技術的に素晴らしいドリブルからのゴール
意外と知らない!世界のサッカー用語辞典
ゴラッソ以外にも、世界のサッカーシーンでは様々な特徴的な言葉が使われています。
【カンテラ】(スペイン)
スペインの育成組織のことを指します。特にFCバルセロナの育成システムは世界的に有名で、メッシやイニエスタなど、多くのスター選手を輩出しています。
【バンディエラ】(イタリア)
チームの象徴となる選手のことを指します。たとえば、ローマのトッティ、ミランのマルディーニなどが有名なバンディエラとして知られています。
【マリーシア】(ブラジル)
ブラジルサッカーならではの、賢く小賢しいプレーのことを指します。ただし、最近では否定的なニュアンスで使われることも多いので要注意です。
【NEW!】【ティフォシ】(イタリア)
イタリアの熱狂的なサポーターのことを指します。スタジアムで大規模な横断幕やコレオグラフィーを展開することでも知られています。
実は、これらの用語の多くは1990年代以降、テレビ放送やインターネットの普及とともに、世界中のサッカーファンの間で使われるようになりました。
ゴラッソもそうですが、これらの言葉は使い方を間違えると「にわかファン」や「通ぶってる」と思われる可能性があります。
でも、言葉の本来の意味や歴史を知ることで、サッカーをより深く楽しむことができるはず。
相手や場面を考えながら、適切に使っていけば、サッカー観戦がもっと楽しくなること間違いなしです!
特に初めてスタジアムに行く人は、周りの雰囲気を見ながら使うのがおすすめです。
まとめ
みなさんも、これらの言葉の意味や使い方を覚えて、サッカー観戦をより楽しんでみませんか?
ただし、何度も言いますが、使いすぎは逆効果!
時と場所を考えて、適度に使うのがポイントです。そうすれば、サッカーファン同士の会話も弾むはず。
サッカーの魅力は、プレーだけでなく、こうした独特の文化にもあるんですね。これからも新しいサッカー用語が生まれていくかもしれません。