スマートフォンの着信履歴を見たとき、「183」という見慣れない番号が表示されていたら驚きますよね。
もしかして迷惑電話?それとも詐欺?と不安になる気持ちはよくわかります。
実は「183」という番号には、電話会社が提供する特別な機能が関係しているんです。
この記事では、183から始まる電話の正体や、留守電が入っていたときにどう対応すればいいのかについて、わかりやすくお伝えしていきます。
183という番号の正体とは?基本的な仕組みを知ろう

まず知っておきたいのは、「183」は誰かの電話番号ではないということです。
これは電話会社が用意している「プレフィックス番号」と呼ばれるもので、発信者の番号通知を制御するための機能コードなんですね。
具体的には、普段非通知設定にしている電話から、一時的に番号を相手に知らせたいときに使われる仕組みです。
たとえば、病院や役所など、非通知だと電話を受けてもらえない相手に連絡する必要があるときってありますよね。
そんなとき、電話番号の前に「183」をつけて発信すると、その通話だけは相手に自分の番号が表示されるようになります。
つまり、183は「今回だけ番号を教えますよ」という合図のような役割を果たしているわけです。
この機能は、携帯電話でも固定電話でも同じように使えます。
ただし、183は発信するときに使う番号なので、着信履歴に「183」だけが表示されることは通常ありません。
もし表示されている場合は、スマホの通話アプリの仕様や、通話履歴の記録方法によって、発信時のコードがそのまま保存されてしまっている可能性が考えられます。
183-0120や183-090から電話がかかってきた!これって何?

実際によくあるのが、「183-0120-xxxxx」や「183-090-xxxx-xxxx」のような形式で着信履歴が残っているケースです。
この場合、本来の電話番号は「183」の後ろに続く部分、つまり「0120」や「090」から始まる番号になります。
「0120」はフリーダイヤルなので、企業やお店からの連絡である可能性が高いです。
たとえば、コールセンターからの折り返し連絡や、予約確認の電話などがこれに該当します。
また、「183-080」や「183-090」のように携帯番号と組み合わさっている場合は、市役所や病院、宅配業者などが個人の携帯から業務連絡をしているケースが考えられます。
担当者が会社支給の携帯電話で、非通知設定を一時的に解除して発信した際に、このような番号が表示されることがあるんです。
ここで大切なのは、「183」がついているからといって、すぐに怪しいと決めつけないことです。
むしろ、発信者が自分の番号をきちんと通知して連絡してきているという証拠でもあります。
ただし、電話の内容が不自然だったり、金銭や個人情報を求められたりした場合は要注意です。
その場合は、番号そのものに問題があるのではなく、電話の相手や内容に問題がある可能性があります。
落ち着いて、番号をインターネットで検索してみたり、消費者センターに相談したりするのが賢明です。
留守電が入っていたときの対処法と確認のポイント

では、183から始まる番号から留守電が入っていた場合、どう対応すればいいのでしょうか?
まず最初にすべきことは、留守電の内容をしっかり聞くことです。
相手が名乗っているか、用件が明確に伝えられているかをチェックしましょう。
もし留守電に「〇〇病院の△△です」とか「〇〇市役所からご連絡です」など、具体的な所属と名前が入っていれば、正規の連絡である可能性が高いです。
その場合は、折り返し電話をかけても問題ありません。
ただし、折り返すときは着信履歴からそのままかけるのではなく、一度その病院や市役所の公式サイトで電話番号を調べて、そちらにかけ直すことをおすすめします。
これは、万が一番号が偽装されていた場合に備えた安全策です。
一方で、留守電の内容が曖昧だったり、相手が名乗っていなかったり、「重要なお知らせです」といった抽象的な内容だけだったりする場合は注意が必要です。
そのような場合は、すぐに折り返さず、まずは番号をインターネットで検索してみてください。
「183-090-xxxx-xxxx 迷惑電話」などのキーワードで検索すると、同じ番号からかかってきた人の口コミや情報が見つかることがあります。
また、電話帳アプリや迷惑電話チェックサイトを活用するのも有効な方法です。
もし心当たりが全くない場合は、無理に対応する必要はありません。
本当に重要な連絡であれば、相手は再度連絡してくるはずです。
それでも不安な場合は、契約している携帯電話会社に相談してみるのも一つの手段です。
各キャリアでは迷惑電話対策サービスを提供しているので、活用することで今後の不安を軽減できます。
迷惑電話から身を守るための予防策と便利な機能
183に限らず、知らない番号からの着信に不安を感じる方は多いと思います。
そこで、日頃から実践できる迷惑電話対策をいくつかご紹介しますね。
まず、スマートフォンの標準機能として、着信拒否設定を活用しましょう。
一度怪しいと感じた番号は、すぐに着信拒否リストに登録しておくと安心です。
また、非通知や海外からの着信を自動的にブロックする設定もおすすめです。
最近では、迷惑電話を自動で判別してくれるアプリも充実しています。
「Whoscall」や「電話帳ナビ」、「Truecaller」といったアプリは、膨大なデータベースから怪しい番号を警告してくれるので、とても便利です。
さらに、携帯電話会社が提供している公式の迷惑電話対策サービスも検討してみてください。
ドコモの「あんしんセキュリティ」、auの「迷惑メッセージ・電話ブロック」、ソフトバンクの「迷惑電話ブロック」など、各社がサービスを展開しています。
月額料金はかかりますが、無料お試し期間があることも多いので、まずは試してみる価値はあります。
そして何より大切なのは、電話の内容に違和感を覚えたら、すぐに切る勇気を持つことです。
相手が公的機関や企業を名乗っていても、個人情報や金銭を要求された場合は、いったん電話を切って、正規の連絡先に自分からかけ直すようにしましょう。
また、SMSやメールで送られてくるURLも安易にクリックしないことが重要です。
最近では、電話とSMSを組み合わせた詐欺も増えているので、総合的な警戒が必要です。
ちなみに、183とよく似た番号に「184」や「186」というものもあります。
「184」は自分の番号を非通知にするときに使うコードで、「186」は逆に番号を通知するときに使います。
これらの番号の違いを知っておくと、より冷静に対応できるようになりますよ。
まとめ
今回は、183から始まる電話番号の正体と、留守電が入っていたときの対処法についてお伝えしました。
183は迷惑電話や詐欺の番号ではなく、非通知設定を一時的に解除するための機能コードです。
ですから、183がついているからといって、すぐに警戒する必要はありません。
大切なのは、電話の内容や相手をきちんと確認して、冷静に判断することです。
留守電が入っていたら内容を聞いて、必要に応じて公式の連絡先から折り返すようにしましょう。
そして、日頃から着信拒否設定や迷惑電話対策アプリを活用して、自分を守る準備をしておくことも大切です。
この記事が、不安な気持ちを少しでも解消する助けになれば嬉しいです!